OCTAVE Phono EQ.2 2016年1月15日発売商品
今日のプリアンプあるいはプリメインアンプには専用のフォノ入力が無いものが多くあります。フォノ対応していても、
ほとんどの場合、機能性を考慮しただけの付加的なものでしかないかもしれません。
レコード盤は OCTAVE にとって、いつも重要な役割を担ってきました。会社創立以降、
ほとんどの OCTAVE プリアンプならびにプリメインアンプでも、内蔵フォノ入力の追加オプションとして使用されるアナログ愛好家に向け、
完璧にチューニングされ、カートリッジ出力に応じて最適な調整機能(RIAA カーブ)を提供してきました。
ターンテーブルを所持する音楽愛好家は多く、<EQ.2 (セパレートフォノアンプ)>は OCTAVE の音の世界を体験
したい方にとって、見逃すことのできない製品です。<EQ.2>は小型ながらも磁気遮蔽されたシャーシに納められ、
外部電源供給とで構成される完全な MM/MC フォノステージです。
これには多くの利点があります。特に電源供給ラインの周波数50 または 60Hzが、レコード針がピックアップする超低
レベルかつ敏感な入力電圧に影響を及ぼさない点です。
MM 型、MC 型カートリッジのどちらをお選びになっても、微細な電圧は適合するインピーダンスとゲイン値に調整でき
ます。インピーダンスは 62〜1,000Ω(62, 75, 97,100, 125, 146, 170, 200, 250, 340, 500, 1,000)の間で選択可
能、ゲインは 4 ステップ(58, 62, 68, 72dB)の選択肢があり、フォノカートリッジとのマッチングが図れます。
お手持ちのスピーカーのウーファー保護のために的確に微調整されたサブソニックフィルターも備えています。
OCTAVE の品質に対する妥協の無いアプローチを受けて、全てのコネクタは金メッキに統一され、厳選された高品
質な部材調達を行っております。しかし、全ては性能次第であり、<EQ.2>のサウンドはその点において傑出してい
ます。<EQ.2>は妥協の無い OCTAVE のアナログ品質を皆様にお届けします。
仕上げ:アルミニウムブラック
フォノMM
再生周波数特性 ±0,25 dB RIAA / 25 Hz - 20 kHz
入力感度:4mV
ゲイン 50dB
入力容量 220pF
入力インピーダンス 47kΩ
出力インピーダンス 100Ω
S/N 比 -90 dB / 2,5 V 出力レベル
最大入力レベル 19mV@1kHz
全高調波ひずみ 0.008%/5.4V RMS
フォノMC
再生周波数特性 ±0,25 dB RIAA / 25 Hz - 20 kHz
入力感度:100μV - 1 mV
ゲイン 58 dB, 62 dB, 68 dB, 72 dB (調整可能)
入力インピーダンス 62Ω-1kΩ
出力インピーダンス 100Ω
S/N 比(72dB 入力短絡回路時) -74 dB / 2,5 V 出力レベル
S/N 比(52dB 入力短絡回路時) -86 dB / 2,5 V 出力レベル
最大入力レベル 2.3mV@1kHz
全高調波ひずみ 0.008%/5.4V RMS
全般
定格電力 < 2W
重量 本体:0.8kg 電源部:0.1kg
サイズ 本体:W100 x H55 x D167 (mm) 電源部: W50 x H55 x D40 (mm)
付属品 外部電源
※仕様や価格は予告無く変更する場合があります。